AdSenseに合格するためのポイントをまとめました。年々検索者ファーストになっていくGoogleの動きを見ていると分かりますが、いかに読まれるブログを育てていくか?がとても重要になっているんですよね。
まずはGoogleさんが評価するサイトの傾向、どんなコンテンツを価値があると判断しているのかについて、把握していきましょう。
①おすすめのブログテーマは「トレンド」一択!
一つのテーマに特化させるブログでもいいのですが、それでも「トレンド=今世間が注目しているテーマ&話題性の高いもの」を絡めたほうが、比較的合格率が高くなります。
なぜかというと、新サイトでも狙い方によってはアクセスを集めやすく、Googleからたくさんユーザーが読むサイトだと評価されやすいからです。
「アクセス数=PV数」と表現しますが、よく出てくるキーワードなので、覚えておいて下さい。
アクセスの多いサイトほど、Googleさんは「価値が高いコンテンツ」「このサイトだったら広告を貼り付けることを許可してもいいかな」と判断します。
そのため、今世の中で流行っているもの、人、イベントなどなど、なんでも話題は結構ですので、できるだけ多くの方が興味関心が高いネタを取り扱うのがおすすめですね。
トレンドブログにする場合
トレンドには、話題性が高い、注目度が高い
という意味がありますね。
毎日テレビや新聞で取り上げられているようなテーマ、ニュースが参考になりますよ。
例えば
具体例 ①新型コロナウィルス感染症
2021年は新型コロナウィルス感染症が流行っていました。このときに生まれた「需要」に注目してみてください。多くの人が必要としていたものは「マスク」や「消毒液」などなどでしたね。
その際に、かわいい&おしゃれなマスクが売り切れることもあったので、世間の人は「どこで買えるのか」「入荷情報」についての検索需要が生まれていました。
ここがまさに書き手のチャンス、です。世の中の人が求めていることですので、困っていることを記事化することで、Twitterに流すだけでも100〜3,000pv程度のアクセスは余裕で集められます。
具体例②鬼滅の刃
◉2021年話題沸騰した漫画を覚えていますか?「鬼滅の刃」ですね。映画にもなりました。この話題で、生まれていた「需要」は何でしょうか。
私は漫画は詳しくありませんが、鬼滅の刃の声優さんが誰なのか?、鬼滅の刃の作者の名前が難しく、性別もわからないため、作者の正体について、日々Twitterでも話題になっていました。
つまり、ここでいうトレンドとは、鬼滅の刃のアニメの声優さんについての記事、作者の経歴についての記事を公開すれば、多くの人が求めている記事になります。
日々トレンド、流行ものは変わりますが、だからこそネタ選定切れを起こしづらいし、常に「これは話題になりそう」と思ったネタへのアンテナを張って、リサーチすることが大切です。
生徒さんのほとんどが、「トレンドが苦手」ですが、普段から「これが気になる」と思ったものへのリサーチ、検索回数を増やすことで流行のものに敏感になります。
ぜひ、トレンドブログに挑戦される際は、たくさんのニュース、話題に触れることから始めてみて下さい。
特化ブログにする場合
トレンドではなく、自分の興味のあるジャンルを攻めてみたい場合は、注意点は一つございます。
特化ブログは絶対に受かりませんよ、ということではありません。
特化ブログの場合は、すでに競合が多いため、まったく記事入れされていない新サイトがいきなり記事を公開しても、評価されづらいのです。
検索結果にも出てこない可能性が大きいので、少し注意が必要なのです。
特化ブログのNGな狙い方①
私が特化ブログでNGとお伝えするジャンルは「YMYL分野」です。直訳すると、
Your Money YourLife
つまり、人の人生やお金に関わるテーマのサイトのことです。
なぜNGなのかというと、Googleさんが評価する際に厳格な基準を設けているからです。
例えば、
医療資格のない一般人が書く「おすすめの風邪薬は〇〇」と、
総合大学病院の医師が書く「おすすめの風邪薬は〇〇」では、信頼性が変わりますよね。
人の人生を変えてしまうような話題、お金もそうですが、Googleさんは特に厳しく目を光らせているため、個人がそういったテーマを取り扱うと、圏外に飛ばされるほど、評価されないのです。
特化ブログのNGな狙い方②
先程「アクセス」が重要視されているとの話をしていますが、もう一つNGな狙い方があります。
それがすでに競合の多いジャンルを狙わないということです。例えば、スポーツでいうと「テニス」「サッカー」ですね。
例えばよく「初心者のためのテニス専門ブログ」といったサイトにして、テニス初心者さんが困りそうな解決ブログにしようとしても、すでに特化サイトが上位表示しているし、質も高いサイトが非常に多いので、順位がなかなか上がりません。
なので、ターゲットを絞ったり、ニッチなテーマを取り扱わないと、そもそもアクセスが集めづらいのです。
ただこれまで全く受からなかったわけではなく、アクセスは集めづらいけど、挑戦してみたい方は何か自分の得意なジャンルを攻めるのはありです。止まっていてもサイトは育ちませんしね。
もしくは、、、!
今話題のテニス選手、大会で優勝しそうな選手、高校の成績が素晴らしく今後期待されているサッカー選手、など「人」を狙っていくとアクセスを集めやすいので、狙い方としてOKです。
2019年だと大坂なおみ選手、大谷翔平選手など、日本で話題になりそうな選手がたくさん出てきましたよね。
特化ブログのOKな狙い方
特化ブログでOKの狙い方をお伝えします!
よくおでかけブログやグルメ系のブログも審査に出しやすいテーマとしておすすめしていました。
これは今も変わりませんが、その際のコツは「トレンドを絡めること」です。
例えば、仮にあなたがグルメ系のブログに挑戦するとしたら、
スタバの新作フラペチーノの評判や口コミまとめ
とか
行列のできるレストランの混雑状況や空いてる時間まとめ
とか。
前者であれば
「新しいスタバの新作が出たんだ!どんな味なのか先に知っておきたいな!」
と思っている人がターゲット!
後者であれば、
いつも予約取れないから混雑を避けてレストランに行きたいな〜。いつが空いてるかな…
と思っている人がターゲット!
です。
というように、検索ニーズを把握して、「こんな情報あったら嬉しいかも」とか「こんなお困りごとが解決できたら、沢山の人が助かるかも」と思う、相手目線の記事づくりがとっても大切になってくるのです。
②記事数の基準は5〜10記事
記事の質にもよりますが、
審査の通過するための目安となる記事数は
5〜10記事です。
記事の質に自信がある方は5記事で提出してもいいと思います。
もしくはアクセスが100pv到達した時点で出してもOKです。
ブログ初期は【インデックス速度】が非常に遅く、登録されないことが多いです。理由はサイト内にコンテンツがなく、Googleさんの評価が低いため。
そのため0〜100記事くらいでしょうか。それまでは、Twitterから流入がサイト全体に対して8割を超えていてもそれが普通ですし、オーガニック検索はあんまり期待はできません。
その場合でも審査に出して通過するケースはあるので「インデックス登録」に対してナーバスにならないようにしましょう。
アクセスが100〜500pvあれば通過しやすいので、目安に記事を書いていきましょう!
③1記事あたりの文字数は最低1,500以上
文字数に関しては、決まりがありません。
なぜなら文字数よりも大事なのは
先程説明したように
・価値を感じてもらえるコンテンツづくり
だからです。
ですが、最低ラインがないと判断できかねると思いますので、
もし迷うようであれば、最低でも1,500文字以上を目安にしましょう。
④記事の更新頻度は上げること
AdSense審査にスムーズに通過させたい場合は、記事を安定して更新している必要があります。
1日のうちに5記事更新していたり、まる一ヶ月も更新しないで審査に出しても通過しないでしょう。
そのため、もしどうしても記事の更新が滞ってしまった場合などは、WordPressの投稿画面で更新日を変えることができるので「公開日時」で調整していきましょう。
できれば、この日時を変更する前に、軽いリライトをして誤字脱字の修正や内容を追加するなどして、Googleさんに少しでもクリーンなサイトを運営しているアピールをすることが大事だと思います。
⑤一つのカテゴリーにつき3記事は入れる
AdSense審査の落ちる原因の一つに「コンテンツ不足」というものがあります。その名の通り、サイト内の記事数やその記事の中身が薄っぺらい等の場合にコンテンツ不足と判断されるケースがあります。
その際にカテゴリーも同様の考え方で見られている可能性があるのでお伝えさせていただきます。
カテゴリーは読者さんがそのカテゴリー名を見たときに一瞬で「どんなコンテンツがあるか」が把握できるためのものなので、シンプルかつ分かりやすい名前がおすすめです。
例えば、「オーストラリアのワーホリにこれから行きたい人へお役立ち情報を紹介するブログ」であれば、
・ワーホリ前準備
・ワーホリ中の過ごし方
・ワーホリ中に困った時の対処法
もしトレンドをテーマにごちゃまぜブログにするのであれば、最初は
・芸能
・音楽
などにして、それぞれのカテゴリーについ3記事以上にするとよいです。
一つのカテゴリーに、一つの記事しかない状態であれば、コンテンツ不足だと見られてしまう可能性があります。以前カテゴリーの数を調整していただいて、再申請出して合格したケースもありましたので、ぜひ意識してみてください。
無理にカテゴリーを作る必要もありませんので、記事数が少なければ、別のカテゴリーと合体させるなどして工夫していかれてください。