【レッスン5-9】AdSense以外の他社広告会社を利用してみよう

Google AdSenseの審査に落ちた場合は、ひとまず他社広告を導入することも可能です。ただし、再申請をする際は、再度広告コードをはずす手間は増えます。

あまり取りたくない手段ですが、1日数十円でも収益を上げたい場合は、AdSense以外の他社広告の導入をご検討ください。

Google AdSenseほどの収益性の高さは見込めませんが、相性が良ければAdSenseの広告単価を超えるケースもございます。サイトの相性だったり、広告配置によってまったく収益率が変わりますので、その点を頭に入れて各広告会社にコンタクトを取って、コードを記事内に貼り付けていきましょう。

会社の方から広告の貼り付け方やマニュアル等を受け取れるはずですので、よくわからない場合は、担当の方に聞いてみることをおすすめします。

目次

AdSense審査中でも導入できる他社広告会社は2つ

fam8(フィング)

審査情報

目安のPV数:なし

fam8は、変動制のクリック報酬型広告です。

表示する広告において、ユーザーの広告効果によりそのクリック単価が変動するものとなっております。
※商品の購入などが発生した際に広告効果が良いと判断される等

アカウントを作成すれば広告枠が使えるので、審査面では一番楽です。

レコメンド風広告やオーバーレイ広告が初期から使えるので、アドセンスの関連記事広告やその他の会社の広告が使えるようになるまで設置しておくと良いです。

アダルト色が強い場合などは調整をお願いしましょう。

famの発行はこちらからご登録ください。

Zucks Ad Network

審査情報

目安のPV数:非公開(割と初期でも受かりやすい)
その他情報:20記事程度必要、公序良俗に反する内容や違法な内容はNG(当然ですが)

Zucksは、スマートフォンに特化したクリック課金型のアドネットワークです。

特徴としては、コンプレックス系の広告が豊富で女性向け媒体に強いです。

あとは、担当者の方が親切です。(もちろん人によるかとは思いますが)

広告はレコメンド広告のパフォーマンスが良いので、アドセンスの関連記事広告がまだ使えない状態でもZucksを導入すれば、それなりの効果が得られるかと思います。

デフォルトの状態だとアダルト色が少々強いこともあります。

サイトのユーザーが女性の割合が多い場合(※Googleアナリティクスでチェックできます)は、アダルトや出会い系のブロックをしておくことをオススメします。(担当者の方に「女性向けに調整してほしい」と話すと調節してくれます。)

株式会社ZUCKSの公式ページはこちら
→「アドネットワークで収益化したい方」から申請を進めていきましょう。

複数の広告を活用するメリット

複数の広告を活用するとどんなメリット&デメリットががあるのかについてお伝えします。

リスクヘッジ

AdSense広告のみの収入源にこだわる必要がなくなりますが、現時点で考えられるリスクヘッジは二つです。

・クリック単価による収益悪化
・アカウント停止

です。

これらを妨げることが可能です。
収益の分散化が可能=リスクヘッジになります。

仮に月間30万PVのサイトであったとして、

AdSense広告…10万PV→収益:4万円〜
広告A社…10万PV→収益:3万円〜
広告B社….10万PV→収益:3万円〜

このようにアクセスを集めることができれば、収益を上手く分散させることができます。

仮にAdSenseの規約の違反に触れた際にアカウントが停止されても、残りの2社は生き残っているということ。

本来AdSense広告一社に頼る場合は次に月から「0円」です。
ですが、他社広告の導入によって、次の月は6万円の収益は見込めるはずです。

収益が次の月にガクッと落とす可能性を限りなく減らすことができますよね。

リスクヘッジは精神面にも良い影響がありますので、メンタルが弱い方は必ず対策を取っていきましょう。

収益アップが見込める

複数の広告の導入によって、収益を1,5〜2,0倍まで伸ばすことが可能です。

以前に比べて広告の種類も増えましたし、AdSense位以上に単価が高いところも増えてきました。

今、どんどん多くの会社がネット広告に参入をしています。

ぜひGoogle AdSenseだけに頼らない広告運用を行っていきましょう。

ちなみに、

複数広告の導入によって、同じ30万PVでもこのくらいの差がでる可能性もあります。

AdSense広告のみ→30万PVで月収10万円
AdSense広告+複数広告→30万PVで月収15〜20万円

このように月に数万円の差が出てくることもありますし、アクセスが多いほどこの差は広がります。

複数の広告を活用するデメリット

複数の広告を活用するとどんなデメリットがあるのかについてお伝えします。

広告会社のサービスが突然終了することも

広告会社は多数存在しているものの、中には早期終了する広告会社もあります。

現時点ではGoogle以上に大きな企業はありませんが、AdSense以外の広告会社も業績悪化すれば、単価に多少なりとも影響が出てくるはずです。

実際にある広告会社が急にサービス終了になったこともありました。

Google AdSenseの広告配信サービスはGoogleが存在している限り消えることはないとは思いますが、それでも一つの会社に頼るのはよくありません。

どんな広告会社を利用するとしても、常に複数の広告会社と連携しながら、リスクヘッジを行いましょう。

収益が下がる可能性も十分にある

複数の広告を活用した場合は、必ず収益が上がるわけではありません。

使用する広告とサイトの相性(方向性)によっては、下がるリスクがあります。

収益やSEOに多少なりとも影響があるので、収益が絶対に上がるとは限らないことを前提に運用していきましょう。

どんな広告を使っても、メリット・デメリットはあるはずです。よく見極めていきましょう。

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